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Category :  眼鏡×片桐←御堂
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原作ではミドカタは、ないのですがもしあったら……
片桐さんはあの眼鏡でさえ、デレさせたから御堂さんだったら口説きデレになるような気がします

口説きもサラっと言って、顔を赤らめてオドオドしている片桐さんをハグして
耳元で「そんな貴方が好きです」囁いて、御堂の優艶さに腕の中でノックダウンしている
片桐さんを見て微笑んでいて……

本家でミドカタやらないかなぁ……
資料室に御堂が入って来ても、自分を離そうとしない佐伯の態度に片桐は動揺した。

誰にもバレないように、佐伯と片桐の仲は頑なに秘密にしていたが
御堂に知られたと思うと、片桐は気が気でなく佐伯を突き飛ばそうとしたが、佐伯はそれを許さなかった。

「あれ、御堂さん……嫉妬してるのですか?」

片桐の心境とは裏腹に、高圧的な声音で話す佐伯に御堂は溜息で返す。

「フンっ、馬鹿馬鹿しい……。私は、片桐課長に用があって来たまでだ」

――僕の存在ばれてる!?佐伯君のおかげで顔が、見えないから大丈夫と思ってたのに…

片桐の頭に血の気が通わなくなる錯覚を感じたが、御堂のとどめの一言で全身に血の気が引く。

「で、何故二人で抱き締め合ってるんだ?」

御堂のセリフを聞くや、佐伯は口端を歪み笑う。

「元上司とつもる話があったんで、感極まって抱き締めた所に…御堂さんが、たまたま来ただけですよ」
「……。ふん、そうだったのか」

――えっ!?そんな言い訳で納得してる!?

全身に血が通わなくなるかと思いきや、今度は頭が痛くなり混乱している片桐。
様子を見ていた佐伯は、胸に閉じ込めていた片桐をやんわりと離す。
佐伯の香水の匂いで片桐の鼻腔は溢れていたが、離れたと同時に薄くなり片桐はふと佐伯を見た。

「では、俺は用が終わったんで帰ります」

佐伯は片桐に意味ありげに細く頬笑み踵を返した時、御堂が引き止める。

「MGNに寄って出張報告及び出張費の会計を済ませておけ」
「出張終わったら直帰していいって、言ったのは御堂さんじゃないですか」
「こんなに早く仕事を、終わらせると考えてなかったからな。まぁ…出張費用の詳細だけは、提出してくれ。
提出したら、今日は帰っていい」

御堂は仕方がないとばかりに、溜息をこぼす。
佐伯は納得したのか、御堂に一瞥し資料室から出て行った。


佐伯が資料室から居なくなった途端に、気まずい空気が流れる。
片桐は御堂に話そうと口を開きかけた時、御堂が先に話した。

「着衣が乱れてるぞ」

御堂に言われきょとんとした片桐だったが先刻、佐伯とのやり取りを思い出し顔が熱くなる。
だが、スーツが乱れてる事まで気が回らず御堂に見られたと思うと血の気が冷め慌てて衣服を整えた。
そんな片桐を見て、御堂は鼻で笑った。

「短時間に顔色がコロコロ変わる人も珍しいな」
「お見苦しい所をすみません…」

穴があったら入りたい状況の片桐。
恥ずかしさのあまり、御堂がまともに見れなく片桐は俯いた。

「本題に入るが片桐課長に伝えなければいけない用が、二つある」
「はい…なんでしょうか…?」

先ほどの失態の事もあり、いつも以上に声が小さい片桐だった。
御堂は、片桐に構わず話を進めていく。

「まず一つ、MGNから依頼を受けたプロジェクトの件だが、責任者がやむ負えない事情で
仕事は出来なくなった。私が、かわりに引き受ける事になったから何かあったら私を通すように」

御堂の言葉に引っかかったのか、俯いていた顔を上げ片桐を見据えていた視線を合わす。

「あの……。やむ負えない事情って、僕が聞いて支障がなければ教えて頂きたいのですが…」
「仕事で関わってる以上、理由を言わなければいけないな…。彼は入院をして今は仕事が出来ない」
「にゅ、入院っ!?体調は大丈夫なんですか?」
「あぁ…。今は安静にしていれば回復するらしいが、時間がかかるそうだ」

驚きで声を裏返す片桐だったが、御堂の言葉を聞いて胸をなで下ろした。

「次の用件だが、先日は傘を貸してもらい助かった」
「いえ、困った時はお互いさまです。傘の返しは、いつでもいいですよ」

片桐は、穏やかに口元をゆるめる。

「その…傘の返却の件なのだが……」

御堂は言葉を濁し、片桐から視線を外した。御堂の様子を見て片桐は首を傾る。

「傘が、どうかされたんですか?」

意を決したのか、御堂は片桐に話す。

「実は、使っている最中に突風が来て傘が壊れてしまって…」
「傘のせいで怪我とかされてませんか!?」
「いや、怪我はないが…」
「よかった……」

片桐は話の途中で遮り、御堂が怪我をしてない事にほっとし頬笑む。

「あの傘安物でして。それが返って、御堂さんに怪我をさせるような事になってしまい申し訳ないです」
「いや…その……、謝るのは私の方だ」

予想しない片桐の言葉に、御堂は面食らう。
片桐は謝る要因は何一つないのに、頭を下げる。御堂は何か話が食い違ってる気がした。

「どんな理由にせよ、あなたの傘を壊したのは事実だ。弁償をさせて欲しい」
「折り畳み傘はまだあるので、弁償までされなくてもいいですよ」
「それは、駄目だ。親切を無下にして…」
「無下になんてしてません。御堂部長の気持ちだけで十分、弁償になってますよ」

温和と言う言葉がぴったりな人が、ここまで居ただろうか。
御堂は自分の心が、暖かくなるのを感じた。

「それでは私の気がおさまらない。では……」

何かを思いついたのか御堂は話しながら、懐から手帳を出し確認をしている。
手帳を見ながら、話を進めた。

「今週金曜の会社終わりに、予定は空いているか?」
「特にはないですが……、定時以降に会議とか集まりがあるのですか?」

片桐の返事を聞き御堂は手帳を懐に戻し、片桐に目を移す。

「仕事の話ではない。金曜の19時キクチ正門前で待っているように」
「えっ!?仕事の話じゃないって、どうゆう事ですか……」
「用件は以上だ。私は1課に用があるから、これで失礼する」

片桐の問いに答えず、御堂は資料室からあっという間に出て行ってしまった。
ドアの閉まる音が、やけに頭に響き茫然としいる片桐だった。

――仕事の事じゃなかったら、なんなんだろう……お説教なのかな……
けど、お小言伝えるのに今言えば済むのになんで日を空けるんだろ……

御堂が出て行ったドアを見ながら片桐は考えたが、悪い方向にしかいかなく考えるのを止めた。
御堂の用件を、忘れないように片桐はポケットから手帳を出し、予定表に約束事項を記入する。

手帳に記入し終え、片桐は腕時計を見る。いつの間にか昼に近い時間になっていた。

――今日は、午前中に色んな事がありすぎて何だか疲れたなぁ…
  佐伯君との事、本当に御堂さんに気が付かれてないよね……

考えれば考えるほど、不安が膨らんでいき片桐は溜息をついた。

――今は、仕事だけを考えよう…

今抱えている仕事をこなせば気が紛れ、見えない不安も考えなくてすむ気がして
片桐は、ドアノブに手をかけ資料室から出て行き、自席に戻って行った。

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